昨日5/25はマキノに帰って沢水を池に引きました。
延長30m、高低差約2mの間をビニールホース(内径15mm)で。
結局夕方までかかりました。
今日はその悪戦苦闘?ぶりを報告いたします。
まずは山側の取水口の設置・整備のために一段高い場所へユンボを上げる作業からでした。
道路から上がるためのパイロット(仮設)道をつけるのが一苦労です。
二人で笹竹の伐採(というか伐開)から、、、
これがなかなか手強かったです。
ユンボの上がり下がりも大変。刈った笹竹で滑りそうになります。
そこは友人の卓抜なオペで何とかクリアしたものの・・・
上がってからはまるで小川の湿地帯。
どろどろになって、水みちをつけながら何とか水源に到達。
その間に、僕は導水経路の草刈り。
これがまた小川の両岸を刈るのに、水路をまたぎながら伐採。
足が踏ん張れず、野草の群れを一歩ずつ。
この間、約一時間。
静けさや岩に染み入る水の音、なんてものじゃありませんでした。
ユンボの手が伸びる最大限まで掘って、あとは人力で。
ところが水が貯まりません。砂利や石がゴロゴロで下に水が逃げるのです。
結局、左官道具の船を設置して、何とか。
ストレージ(ごみ取り)は金網を加工してパイプの先に取り付けました。
これって買えばいいのでしょうが、なかなか売ってません。
じつはこれからが大変でした。ホースを伸ばすのに僕が適当にやったものだから…こんがらがって。
友人が見かねて交替。こういう地道な作業は彼のほうが何枚も上手です。降参。
見事に絡まったホースを解きほぐして解決したものの…トホホ…水が出ません。
チョロっと出るだけ。中にエアーがかんでいたのです。
これを彼は水道の水をホースの出口から注水して解決しました。
注水した水が出るときの圧力差で中のエアーを引き出すという神業です。
なんとこれが大成功、毎分7リットル(内径13mmの計算)以上?の水がやっと出ました。
池のあぶくが目立ってましたが、この後1時間の間に所定の水位に達しました。
7リットル✕60分で420リットル=0.42㎥
一日では0.42✕24=10.08㎥もの水を導水できるわけです。
この沢水は真夏でも渇れないことは実証済み。いやあ自然はホントに凄いものです。
棟梁は参禅堂の中の天井張り。目透かし張りです。一人での構造用合板の天井張りは至難。
腰を捻ったとのことで、大丈夫でしょうか。
結局解散は午後5時を回りました。
それから休憩無しで京都まで戻りました。
夕方は少し冷え込んで眠くはなりませんでした。
山科の家で入浴、晩飯、就寝10時でした。
皆様、お疲れ様でした。
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