農行に生きたい

山村の風景 農行

昨日のコメントで、泥まみれになり田んぼの畦で頬張った塩おにぎりの話をうかがいました。
おにぎりは冷めても美味しい食べ物の筆頭でしょう。
一説によるとすこぶる体に良いとのことです。
とりわけ労働のあとのおにぎりやお茶やお水のなんとおいしいことか。

労働という字は、暗いイメージがつきまといますが、読んで字のごとく働きを労る。
「いたわり・ねぎらい」と感謝なんですね。
農業という字も、辛いイメージが多いですが、農(みのり)の業(なりわい)です。
解釈の違いでこうも違います。

念水庵のトップページに田坂広志先生の講演を掲げました。
何年か前に本で読んだ内容を静かに熱く語っておられます。
冒頭に先生が不治の病に罹られたとき、ある禅寺で修行された話が出てきます。
この修行の中身は、山中の畑を開墾する農作業でした。

人生は、ある意味「修行」かもしれません。
ただ、普段の仕事や生活の中での修行は並大抵ではありません。
だからこそ、非日常に身を置いた「修行」が必要なのではないでしょうか?
修行の場と「農行」を提供することが、わが使命であり願いであります。

思想・信条、宗教・宗派なんてほとんど関係ないと思ってます。
理屈ぬきで、プラクティス(修行=実践)を勧めたいものです。


あとで聴きたい田坂先生の風の夜話↓
(20分足らずの動画、人間関係のエゴがテーマです)

風の夜話 第32話 心の「エゴ」に、どう処するか
人間関係が壊れる理由は、ほとんどの場合、相手と自分の心の「エゴ」に、うまく処することができないからである。では、この厄介な心の「エゴ」に、どう処すれば良いか。■さらなる学びのために『人間を磨く』(光文社新書) ウェブ講話開催のお知らせh.....

コメント

  1. 竹本しげお より:

    困難な事や苦しい事にぶつかるといつも思うことがあります。あぁ、また試練をくれたんやな・・誰が?・・それはわからんけど・・試練・・私が人として成長成熟していくための訓練練習やな・・

    • nensuian より:

      コメントありがとうございます。返信おそなってすみません。
      試練・訓練・練習、強い言葉ですね。
      これを感じられるだけで竹本さんは自立されてるなあ、すごい人やと思います。
      フツウは誰かや社会のせいにする(したい)もんですよ。
      わたしが見本です。お恥ずかしい限りです。

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