坐禅は、感じる姿。

足場解体 参禅堂

本日、参禅堂の外部足場を解体撤去しました。
お堂の全容が明らかになりました。
私達のプロジェクトXは、ずばり坐禅のためです。
坐禅のために坐禅する場所をつくることです。

これは、やはり理屈じゃないのです。
坐ればわかりますし、坐らなければわかりません。
何がわかるかと申せば、何もわからないということです。
それでも坐るんです。

すると人それぞれですが、感じるんです。
足が痛いとか、眠いとか、まだ終わらんのかいな…
鼻の先から空気が出入りしてるんですね。
生きているわけです。

何も考えないが、考えない努力をしても感じます。
そうした姿が、その様子が、坐禅といえば坐禅。
坐禅を説明する必要は全くありません。
人それぞれの坐禅があります。


厨子の内部
御本尊を納める厨子の内部

棟梁に頼んで、壁に厨子を止める補強をしていただきました。
ご本尊の「聖観音坐像」は白磁製でずしりと重いのです。
(ご無理を申し上げてすみませんでした)


今朝、外部足場が解体撤去されました。
全容が明らかになり、あらためて嬉しく思います。

棟梁から夕方に写真が届きました。
玄関ポーチの型枠と配筋が終わり、来週12日にコンクリート打設の予定です。

玄関ポーチ型枠・鉄筋
型枠と配筋

来週は雨模様なので、今日左官屋さんが基礎の上塗りをされたそうです。

基礎回り仕上げモルタル
基礎回りのモルタル仕上げ

建築日誌もまもなく終了を迎えます。
この記録は私にとって、一生忘れられないものとなります。
有り難いことです。

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