参禅堂の猫(獅子)

参禅堂の猫 参禅堂

昨日は朝からウチの猫(ライオン像一対)を階段上がった所に移動しました。
友人が棟梁から吊り上げベルトを借りてきてユンボで移動させました。
これ意外に重たいのです。
狛犬は神社、仏教では獅子(ライオン)と呼びます。

ウチでは猫さんと呼んでいます。
二匹とも吠えています。
「獅子吼」(ししく)といいます。
ライオンの声は遠くまで響き渡ります。

仏教で言う獅子吼は、真理をはっきりと伝えるということです。
親しみをこめて「猫さん」と呼びますが、実際はすごい法力をもっています。
言うべきことは誰の前でもはっきりと静かに力強く申すべきです。
威厳というものはそうした「人々を思う強い意志」だと思います。

大きな石をついでに動かして頂きました。
池のほとりにどっかと腰をおろして池の水面をながめます。
石の上にも三年と申します。
あと、三年も経てば、これが坐禅石と呼ばれることでしょう。

座蒲団が入りました。

友人に観音様を納めて頂きました。
この観音様は秘仏です。
ご開帳は年に一回だけと致します。
秘すれば花と申しあげておきましょう。

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