僕が近づくとカエルが池に飛び込みます。
人間は池の中には入ってこないことを知っているからでしょう。
「古池や蛙とびこむ水の音」は、けだし名句です。
季節の実感がともなう俳句は素晴らしいとしか言いようありません。
ようやく梅雨らしい季節になりました。
最近は雨が有り難いと思うようになったのです。
今までというか若い頃は雨が好きでなかった。
池や畑などの利水に雨はなくてはならない存在です。
兵庫県で作った道路側溝の集水桝から防火水槽への補水装置があります。
雨が降れば防火水槽に自然に水が貯まる仕掛けです。
防火水槽の水量は大丈夫かと問われています。
一晩で50tの水槽の水位が4~50cm上がります。
雨よ降れ、適度に。
これはもう祈りに近いものです。
雨は天からの恵み、自然の恩恵。
水は雨で出来ています。
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